国立文楽劇場 of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

国立文楽劇場

社会人、外国人のための文楽鑑賞教室
文楽の魅力に触れてみませんか                  2016年6月号

「夏祭浪花鑑」ほか

1606文楽 鑑賞教室.jpg「夏祭浪花鏡」ほか 仕事帰りに、文楽の名作を解説付きで楽しめる「社会人のための文楽入門」と、英語を交えた解説が付く外国人向けの「Discover BUNRAKU」が6月、国立文楽劇場で開催されます。
1606春野恵子.jpg春野恵子 いずれも上演されるのは、天下泰平と五穀豊穣を祈って舞われる「二人三番叟」と、国立文楽劇場に程近い高津宮の夏祭りの宵宮を背景に巻き起こる事件を描く「夏祭浪花鑑」の2演目。間に、浪曲師の春野恵子による解説「文楽のいろは」があります。「Discover  BUNRAKU」では解説は英語で行われ、公演字幕も英語、イヤホンガイドは3カ国語設定になります。
 「社会人のための文楽入門」は6月7日(火)、13日(月)、午後6時30分開演。「DiscoverBUNRAKU」は12日(日)、午後2時開演。
 チケット発売中。観劇料は3700円、学生1300円。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)

夏休み文楽特別公演
親子劇場「新編西遊記 GO WEST!」ほか

H28夏休み+西遊記.JPG過去の「西遊記」公演より 国立文楽劇場は7月23日(土)~8月9日(火)、夏休み文楽特別公演を開催します。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている大阪発祥の舞台芸術、文楽。第1部は子ども向けなので普段触れることの少ない伝統芸能を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
 第1部の親子劇場は「五条橋」で開演。昔話でもおなじみの源氏の貴公子・牛若丸と怪力自慢の武蔵坊弁慶が出会ったのは夜の京都の五条橋。2人の戦いが描かれます。「ぶんらくってなあに」では、体験コーナーを中心に出演者が文楽の楽しみ方を分かりやすく紹介します。そして孫悟空や三蔵法師が活躍する「新編西遊記 GО WEST!」も上演されます。午前11時開演。
 第2部は名作劇場で午後2時開演。第3部はサマーレイトショーで午後7時開演。
プレゼント.jpg チケットは6月3日から予約開始。第1部は親3900円、子ども(18歳以下)1500円となる親子セット料金があり、6月2日からインターネットで先行予約を受け付けます。料金は第1部4700円、第2部5400円、第3部4000円。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)

6月 文楽鑑賞教室
解説と名作で楽しむ初めての文楽                2016年5月号

「夏祭浪花鑑」ほか

★3714.jpg「夏祭浪花鑑」 初心者向けに、解説付きで見応えのある文楽の名作を上演する「文楽鑑賞教室」が6月3日(金)~16日(木)、国立文楽劇場で開催されます。
 上演されるのは、能の「翁」をもとにした「二人三番叟」と、国立文楽劇場に程近い高津神社の夏祭りの宵宮を背景に巻き起こる事件を描く「夏祭浪花鑑」の2演目。その間に解説 「文楽へようこそ」があり、出演者が実演を交えながら文楽の魅力を紹介します。
 午前10時30分からと午後2時からの2回。7日、13日は午後の部のみで、午後6時30分からは「社会人のための文楽入門」、12日は午前の部のみで午後は英語を交えた解説が付く外国人向けの「Discover BUNRAKU」があります。いずれも構成は鑑賞教室と同じで、案内役は春野恵子です。
プレゼント.jpg チケットは5月3日(火・祝)から予約開始。観劇料は3700円、学生1300円。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)


民俗芸能公演「第21回特別企画公演 東北の神楽」

5月28日(土)

オモテ4(黒森神楽:山の神�B[1]).jpg 国立文楽劇場では東日本大震災復興支援公演として「東北の神楽」を開催します。午後1時からと午後4時30分からの2公演。
 宮城県石巻市の雄勝法印神楽保存会による「雄勝法印神楽(おがつほういんかぐら)」、岩手県宮古市の「黒森神楽保存会による黒森神楽(くろもりかぐら)」を上演。被災地であ る三陸沿岸の代表的な神楽であり、どちらも国指定重要無形民俗文化財です。
プレゼント.jpg チケット発売中。入場料(各部)は、4300円、学生3000円、セット料金7500円。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)

4月文楽公演
通し狂言 「妹背山婦女庭訓」                  2016年3月号

1603文楽 4月公演.jpg

 4月2日(土)~24日(日)、国立文楽劇場で4月文楽公演が開催されます。
 演目は、通し狂言「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」。中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣(藤原)鎌足が、権勢を 振るう蘇我入鹿を打倒した事件を題材に、大和地方の伝説を取り入れた近松半二らによる名作です。
 第1部(午前11時開演)は、初段「小松原の段」、「蝦夷子館の段」、二段目「猿沢池の段」、三段目「太宰館の段」「妹山背山の段」を上演します。
 第2部(午後4時開演)は、二段目「鹿殺しの段」「掛乞の段」「万歳の段」「芝六忠義の段」、四段目「杉酒屋の段」「道行恋苧環」「鱶七上使の段」「姫戻りの段」「金殿の段」を上演。政変のドラマに恋と親子の絆がからみ合う物語をじっくりと鑑賞できます。プレゼント.jpg
 13日(水)は休演。観劇料は1等席6000円(学生4200円)。2等席2400円(学生も同料金)。通し料金1万円(1等席のみ)。3月3日(木)からチケット予約開始。
 国立劇場チケットセンターは、電話0570・07・9900。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、電話06・6212・2531

観劇のお勧め  〈国立文楽劇場〉

政変に巻き込まれた人々の物語

 「妹背山婦女庭訓」は、藤原鎌足らが巨大な権力を振るう蘇我入鹿を討伐する7世紀の大和朝廷の政争「大化の改新」を背景にした壮大なスケールの作品。権力者により犠牲を強いられた人々の苦悩が、大和の風土と季節感を効果的に取り入れながら描かれます。
 第1部は、「ロミオとジュリエット」の日本版とも称される男女の悲恋の物語。愛し合う久我之助(こがのすけ)と雛鳥(ひなどり)の2人の悲劇を中心にご覧いただきます。2人の仲を隔てるかのように流れる吉野川の両岸で、若い命を散らす男女。その最期に 向き合う親の悲しみが、ひな流しの習俗を踏まえて描かれます。両床を設けた掛け合いの演出が見どころで、聞きどころとなる三 段目の切り場「妹山背山の段」で物語はクライマックスを迎えます。
 第2部は、入鹿討伐を狙う鎌足・淡海親子の謀事(はかりごと)に翻弄(ほんろう)される人々の姿を描きます。春日の神鹿殺しの疑いが掛けられた猟師の芝六、恋しい求馬(もとめ・淡海)を慕い、恋のさや当てを繰り広げる娘・お三輪。奈良の都を舞台に変化に富んだ舞台が繰り広げられます。
 江戸時代の人々が空想した、古代の大和が舞台の政変と恋の物語、近松半二の時代物浄瑠璃の屈指の人気作品である「妹背山婦女庭訓」を、どうぞお楽しみください。

文楽イベント.jpg

初春文楽公演 新しい年の始まり華やかに                2016年1月号

1601国性爺合戦2.jpg第2部「国性爺合戦」(紅流しより獅子が城の段)

国立文楽劇場で1月3日から

 1月3日(日)~26日(火)、国立文楽劇場で初春文楽公演が開催されます。
 初日の第1部開場前、1階正面玄関前では文楽人形による鏡開きが行われます。劇場内には干支の文字を書いた大凧や正月の縁起物として「にらみ鯛」が飾られ、新しい年の始まりにふさわしい華やいだ雰囲気で初芝居が楽しめます。
 第1部(午前11時開演)は「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」「関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)」「釣女(つりおんな)」。第2部(午後4時開演)の「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」は、近松門左衛門の傑作で、日中を舞台にした壮大な物語です。プレゼント.jpg
 15日(金)は休演。観劇料は1等席6000円(学生4200円)。2等席2400円(学生同額)。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、国立劇場チケットセンター0570・07・9900

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1月20日(水)~23日(土)
上方演芸特選会

1601京山小圓嬢.jpg京山小圓嬢 国立文楽劇場小ホールでは、奇数月に「上方演芸特選会」を開催。落語・浪曲・漫才など、さまざまなジャンルの大衆芸能を一度に楽しめる人気の催しです。チケット発売中。
 ▽落語=林家染吉
       笑福亭飛梅 交互出演
 ▽浪曲=京山幸太
 ▽漫才=バッチトゥース
 ▽講談=旭堂南鱗
 ▽落語=露の新治
 ▽太神楽=豊来家幸輝
 ▽浪曲=京山小圓嬢

午後1時開演 入場料:2100円(障がい者は2割引)、学生1400円
シルバー(満65歳以上) 1300円

中央区日本橋1-12-10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター) 

11月28日(土)
浪曲名人会             2015年11月号

1511国立文楽 浪曲名人会チラシ画像.jpg 「浪曲名人会」が、国立文楽劇場で開催されます。午後1時開演。チケット発売中。
 ▽郡上宝暦義民伝=天中軒雲月
 ▽ああ残留孤児=三原佐知子
 ▽乃木将軍信州墓参=松浦四郎若
 ▽赤垣源蔵 涙の徳利=京山小圓嬢
 ▽袈裟と盛遠=春野恵子
 ▽「会津の小鉄」より
  賀茂の河原=京山幸枝若
 〈ご案内〉真山隼人・京山幸太

入場料:4100円(障がい者は2割引き) 学生2900円

中央区日本橋1-12-10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター) 

10月31日(土)~11月23日(月・祝)
国立文楽劇場 錦秋文楽公演     2015年10月号

「碁太平記白石噺」「玉藻前曦袂」ほか

1510錦秋文楽公演.jpg 国立文楽劇場の「錦秋文楽公演」が10月31日(土)から11月23日(月・祝)まで開かれます。
 第1部(午前11時開演)は、「碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)」、「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」、にぎやかな舞踊劇「団子売(だんごうり)」と文楽の多彩な魅力があふれる3本立てです。
 第2部(午後4時開演)は「玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)」。天竺(インド)、唐土(中国)を経て日本にやってきた金毛九尾の狐の伝説を題材に、皇位をめぐる争いを絡めたダイナミックな展開の作品。
 12日(木)は休演。観劇料は1等席6000円(学生4200円)。2等席2400円(学生も同料金)。10月3日(土)からチケット予約開始。
 ▽国立劇場チケットセンター=電話0570・07・9900
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10「日本橋駅」7号出口、電話06・6212・2531

 公演に先立ち、文楽劇場1階資料展示室で企画展示「玉藻前」が開催中です。
 三国を伝来した妖狐の伝説は古くから広く知られ、玉藻前の姿を借りる妖狐を主人公とした物語が伝わっています。絵巻や錦絵から現代のコミックまで、さまざまに描かれた玉藻前像が紹介されています。資料展示室は入場無料。

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特別寄稿〈国立文楽劇場〉
上町台地と文楽の関わり深く

 上町台地の寺町かいわいには、文楽ゆかりの人物が眠っています。錦秋公演の第1部に上演される「碁太平記白石噺」は、宮城野(みやぎの)・おのぶの姉妹の敵討を描いています。江戸で初演された作品ですが、今回27年ぶりに上演される物語の発端「田植の段」の合作を分担した浄瑠璃作者、紀上太郎(きのじょうたろう)は、豪商三井家の一族、三井 高業(みついたかなり)の筆名です。三井家の分家当主として活躍した高業の墓は、生玉寺町の西方寺の三井家墓所の中に残されています。
続いて上演される「桜鍔恨鮫鞘」の主人公、古手屋八郎兵衛(ふるてやはちろべえ)の墓と伝えられる供養碑も、中寺町の法性寺にあります。観劇の前後、国立文楽劇場からも遠くない、寺町のゆかりある寺院の墓所を訪れると、作品に対する思いをいっそう深めることができるのではないでしょうか。
 錦秋公演第2部の「玉藻前曦袂」は、美女に変身した九尾の妖狐の物語。狐が活躍する場面は、国立文楽劇場では初めての上演となります。早変わりや、あっと驚く「かしら」の仕掛けなど、人形芝居の面白さが満載の舞台展開が楽しめます。

10月17日(土)
東西名流舞踊鑑賞会

1510東西名流.jpg 日本舞踊界の第一線で活躍する東西の名手が一堂に会する「東西名流舞踊鑑賞会」が開かれます。
 上方ゆかりの舞踊曲から歌舞伎舞踊、素踊りの人気曲など変化に富んだ舞踊の数々を上演します。舞踊の魅力に触れる秋の一日を楽しんでみてはいかかでしょうか。
 第1部は午後1時開演、第2部は午後4時30分開演。チケット発売中。

入場料:6700円(障がい者は2割引き、学生4700円) 第1部・第2部セット割引き1万1400円

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中央区日本橋1-12-10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター) 

9月16日(水)~19日(土)
上方演芸特選会           2015年9月号

笑福亭松枝201509使用(上方落語協会提供).jpg笑福亭松枝国立文楽劇場小ホールでは、奇数月に「上方演芸特選会」を開催。落語・浪曲・曲芸など、様々なジャンルの大衆芸能を一度に楽しめる人気の催しです。チケット発売中。
 ▽落語=露の紫/林家愛染(交互出演)
 ▽浪曲=五月一秀
 ▽落語=月亭遊方
 ▽サウンドコピー=上純一
 ▽曲芸=ザ・ラッキー
 ▽浪曲=京山倖若
 ▽落語=笑福亭松枝
午後1時開演 入場料:一般2100円(障がい者は2割引き)、学生1400円、シルバー(満65歳以上) 1300円

9月12日(土)
第20回特別企画公演「風流の芸能」

1509文楽 風流の芸能.jpg “風流(ふりゅう)”と呼ばれる美意識は、華美に飾ることなどを意味し、平安時代後期から江戸時代初期にわたり、祭礼などの場面を彩ってきました。
 出演は、疫神送りの典型例「やすらい花」、続いて祇園祭ゆかりの芸能より「長刀鉾の祇園囃子」と「津和野弥栄神社の鷺舞」、そして燈籠踊りの面影漂う「久多の花笠踊」です。  芸能史研究家の山路興造氏による解説もお楽しみに。チケット発売中。
午後2時開演 入場料:一般4400円(障がい者は2割引き)、学生3100円

中央区日本橋1-12-10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター) 

8月22日(土)・ 23日(日)
第25回 上方歌舞伎会       2015年8月号

1508文楽上方歌舞伎ポスター.jpg 「第25回上方歌舞伎会」が8月22日(土)・23日(日)、国立文楽劇場で開かれます。
 日頃、舞台を脇で支える俳優たちの勉強会を兼ねた舞台。普段は演じることのない大役に挑戦することで、上方独自の型や独特の雰囲気を学び、今後の飛躍につなげるための会です。
 『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』から、序幕「堀江角力場前の場」、二幕目「難波裏の場」、三幕目「道行 乱朝恋山崎」、四幕目「八幡の里引窓の場」を上演。
 片岡仁左衛門、片岡秀太郎、片岡我當が指導。
 第1部は午前11時、第2部は午後4時開演。観劇料は一般4100円、学生2900円。障がい者は2割引き(一般のみ)。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)

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夏休み文楽特別公演
名作劇場「生写朝顔話」ほか     2015年7月号

1506生写朝顔話1(第2部)明石浦船別れの段.jpg「生写朝顔話」より 国立文楽劇場の「夏休み文楽特別公演」が7月18日(土)から始まります。
 第1部(午前10時30分)は親子劇場。「ジャックと豆の木」の文楽版「ふしぎな豆の木」と「東海道中膝栗毛」を上演します。途中には解説もあり、家族で楽しく観劇できる内容です。
 第2部(午後2時)と第3部(同6時)は名作劇場。「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」を上演します。恋に落ちた深雪(みゆき)と宮城阿曾次郎の2人が中心の物語。第2部で宇治川蛍狩の段~浜松小屋の段、第3部で嶋田宿笑い薬の段、宿屋の段、大井川の段が上演されます。第3部ではほかに舞踊劇の「きぬたと大文字」を上演。
 8月3日(月)まで。料金は一般4700円、学生2400円。子ども(18歳以下)1900円。第1部は親子料金(ペア5400円ほか)もあります。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)

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7月22日(水)~25日(土)
上方演芸特選会

1507二葉由紀子・羽田たか志.jpg二葉由紀子・羽田たか志 国立文楽劇場小ホールでは、奇数月に落語や漫才、浪曲など様々なジャンルの演芸を披露する「上方演芸特選会」を開催。多彩な大衆芸能を一度に楽しめる人気の公演です。チケット発売中。
 ▽落語=月亭天使・桂鞠輔(交互出演)
 ▽浪曲=真山隼人
 ▽漫談=ナオユキ
 ▽落語=笑福亭伯枝
 ▽曲独楽=伏見龍水
 ▽浪曲=天中軒雲月
 ▽漫才=二葉由紀子・羽田たか志

夏休み文楽特別公演
親子劇場「ふしぎな豆の木」ほか   2015年6月号

1506東海道中膝栗毛.jpg 国立文楽劇場が7月18日(土)~8月3日(月)、夏休み文楽特別公演を開催します。文楽は江戸時代から300年もの間、大阪の人々が楽しんできたお芝居。大夫、三味線、3人遣いで操られる人形が一体となり創り上げる独特の世界を親子で楽しんでみませんか。
 第1部(午前10時30分)は親子劇場。冒険物語「ジャックと豆の木」の文楽版、「ふしぎな豆の木」で幕が開きます。後半は、東海道を通って伊勢参りに行くやじさん・きたさんの珍道中を描く「東海道中膝栗毛」(写真)が上演されます。途中の解説コーナー「ぶんらくってなあに」では、出演者が文楽の魅力や楽しみ方を分かりやすく紹介します。
 第2部(午後2時)と第3部(同6時)は名作劇場。第2部は「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」=宇治川蛍狩の段~浜松小屋の段が、第3部は「きぬたと大文字」、「生写朝顔話」=嶋田宿笑い薬の段~大井川の段が上演されます。
 チケットは6月3日(水)から予約開始。料金は一般4700円、学生2400円、子ども(18歳以下)1900円。第1部はお得な親子料金もあります。7月24日(金)、8月1日(土)の第1部は貸切。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)

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6月 文楽鑑賞教室         2015年5月号

解説と名作で楽しむ初めての文楽 「曽根崎心中」ほか

1505曾根崎心中.jpg 初心者向けに、解説付きで見応えのある文楽の名作を上演する「文楽鑑賞教室」が6月5日(金)~18日(木)、国立文楽劇場で開催されます。
 上演されるのは、牛若丸と弁慶の出会いを描く「五条橋」と江戸時代に大坂で実際に起こった心中事件が題材の近松門左衛門作、野澤松之輔脚色・作曲の「曽根崎心中」(生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段)の2演目。その間に解説「文楽へようこそ」があり、出演者が実演を交えながら文楽の魅力を紹介します。
 午前10時30分からと午後2時からの2回。8、17日は午後公演のみで、午後6時30分から「社会人のための文楽入門」があります。解説に続いて「曽根崎心中」を上演します。チケットは5月3日(日・祝)から予約開始。観劇料は一般3700円、学生1300円。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、チケット予約電話0570・07・9900

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5月9日(土)
舞踊・邦楽鑑賞会          2015年5月号

 新進気鋭の若手と花形実力派が競演する「新進と花形による舞踊・邦楽鑑賞会」が5月9日、国立文楽劇場で開かれます。午後1時開演。
 地歌・箏曲の代表的な祝儀曲で幕を開け、筑前琵琶、江戸の風俗舞踊、上方で発展した地歌舞と続きます。箏曲の現代曲では、先の古典曲とは異なる箏の音色を低音域の十七弦箏とともに味わえるほか、典雅な雰囲気の祝儀舞踊の名曲で公演を締めくくります。
 清新で熱気あふれる舞台をお楽しみいただけます。チケット発売中。

入場料:一般4300円※ 学生3000円

5月20日(水)~23日(土)
上方演芸特選会

 国立文楽劇場小ホールでは、奇数月に「上方演芸特選会」を開催。落語・漫才・浪曲など、様々なジャンルの大衆芸能を一度に楽しめる人気の催しです。チケット発売中。
 ▽落語=桂三河、桂団治郎(交互出演)
 ▽漫才=べビィリッチ
 ▽浪曲=真山誠太郎
 ▽漫才=平和ラッパ・梅乃ハッパ(20~22日)
       立山センター・オーバー(23日)
 ▽落語=桂勢朝
 ▽奇術=キタノ大地
 ▽浪曲=松浦四郎若

午後1時開演 入場料:一般2100円※ 学生1400円

中央区日本橋1-12-10 電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター) ※障がい者割引など各種割引あり

浪曲名人会

2月28日(土)

1502文楽名人会.jpg  浪曲界の名手が集う「浪曲名人会」が国立文楽劇場で開催されます。
 ▽サイコロ夫婦旅=京山小圓嬢
 ▽中山安兵衛婿入り=天中軒雲月
 ▽玉川お芳=京山幸枝若
 ▽母恋あいや節=三原佐知子
 ▽番町皿屋敷 お菊と播磨=春野恵子
 ▽勧進帳=松浦四郎若
 若手浪曲師による「お楽しみ座談会」もあります。チケット発売中。
午後1時開演 入場料:一般4100円 学生2900円

国立劇場チケットセンター 電話0570・07・9900

1月21日(水)~24日(土)
上方演芸特選会(1月)

上方演芸.jpg  国立文楽劇場小ホール(中央区日本橋1‐12‐10)では、奇数月に落語や漫才、浪曲など多彩なジャンルの演芸を披露する「上方演芸特選会」を開催しています。 チケット発売中。
 ▽落語=桂福団治・桂米左
  桂二葉/桂小梅(交互出演)
 ▽浪曲=真山一郎・天中軒涼月 ▽漫才=ボルトボルズ
 ▽太神楽=豊来家板里

午後1時開演
入場料 : 一般6700円・学生4700円
入場料:一般2100円・学生1400円・65歳以上1300円

国立劇場チケットセンター 電話0570・07・9900

東西名流舞踏鑑賞会

10月18日(土)

10月舞踊.jpg
  国立文楽劇場開場30周年を記念し、日本舞踊界の第一線で活躍する東西の名手が一堂に会する「東西名流舞踊鑑賞会」が開かれます。
 古典の大曲、人気曲に流儀ならではの稀曲も織り交ぜ、全体に祝賀的な雰囲気に彩られた格調高い内容です。
 第1部(午後1時開演)は祗園甲部歌舞会の芸妓(げいぎ)による上方唄「十二月」で華やかに幕を開けます。1年の年中行事を織り込んだ京らしい風情あふれる一曲です。第2部は4時30分開演。チケットは9月11日から予約開始。

 入場料 : 一般6700円・学生4700円

中央区日本橋1-12-10 
国立劇場チケットセンター(電話0570・07・9900

総本山智積院の声明公演

9月13日(土)

智積院声明.jpg
  「真言宗智山派 総本山智積院の声明―常楽会」が9月13日(土)、国立文楽劇場で上演されます。
 声明(しょうみょう)とは、仏典に節をつけた仏教音楽の一つ。都の優美で洗練された智山声明は昔から「神秘の声明」と称されてきました。
 開演に先立ち、「涅槃図絵解き」を予定。第1部は「遺教経(ゆいきょうぎょう)」、第2部は釈迦の入滅をしのぶ法会「常楽会」。随所に古い日本語や旋律がそのまま息づく美しい声明が次々と展開されます。


中央区日本橋1-12-10 
電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)

上方演芸特選会

9月24日(水)~27日(土)

レツゴー長作[1].jpg 国立文楽劇場小ホールでは、奇数月に上方演芸特選会を開催。落語・漫才・浪曲など、様々なジャンルの大阪伝統芸能を一度に楽しめる人気の催しです。
 9月は▽落語=桂弥太郎・笑福亭嬌太・桂福楽▽漫才=横山ともや・みちや▽浪曲=京山幸太、三原佐知子▽三味線漫談=レツゴー長作▽奇術=キタノ大地
 チケットは8月11日(月)から予約開始。

午後1時開演 一般:2100円 学生:1400円 65歳以上:1300円

中央区日本橋1-12-10 
電話0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)

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社会人のための文楽入門

6月9日(月)、18(水)

卅三間堂棟由来(撮影:青木信二)web.jpg
 仕事帰りに文楽を―。国立文楽劇場が6月に開催する文楽鑑賞教室「はじめての文楽」で、9、18日の両日午後6時半から「社会人のための文楽入門」が開かれます。分かりやすい解説付きで、文楽入門者におすすめの公演です。「文楽入門」では大夫、三味線、人形遣いの3者で織りなす文楽の魅力を技芸員が解説。後半は、京都・三十三間堂の棟木にまつわる伝説を題材にした「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」を上演します。

観劇料:一般3700円 学生1300円

中央区日本橋1-12-10 
電話0570・07・9900(チケットセンター)

国立文楽劇場開場30周年記念      2015年3月号

―4月公演― 通し狂言「菅原伝授手習鑑」
 国立文楽劇場は開場30周年を迎えます。節目となる記念公演の幕開けを飾る4月文楽公演(5~27日)では、「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」を大阪では12年ぶりに通し上演します。字幕表示あり。16日(水)は休演。
 「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」とともに日本戯曲史上、三大名作と呼ばれる作品。平安時代の菅原道真の失脚を中心に、道真と周囲の人々の生きざまを描きます。第1部は午前10時30分、第2部は午後4時開演。
 文楽はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、世界的にも高い芸術性を誇る大阪生まれの伝統芸能。国立文楽劇場は、大阪府、市、財界が文楽の本拠地である大阪に文楽のための国立劇場を作ることを要望し、1984年に開場しました。現在は年4回の本公演を中心に、文楽鑑賞教室などを開催しています。
 チケットは3月3日から販売開始。観劇料は3月31日まで1等一般5800円、学生4100円、2等2300円。4月1日から1等一般6000円、学生4200円、2等2400円。好きな一幕を部分料金で観覧できる「幕見席」もあります。当日午前10時から入場券売場で販売します(先着順)。
 ▽国立文楽劇場=中央区日本橋1‐12‐10、地下鉄日本橋駅7番出口。国立劇場チケットセンター(電話0570・07・9900)

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