2015年12月号特集・ニュース of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

1512一面クリスマス.jpg天王寺公園で開催中の「あべの・天王寺イルミナージュ」

餅つき 参加しませんか

 年の瀬の風物詩、餅つきのきねの響きや威勢のいい掛け声も都会ではあまり聞こえなくなりました。
 NPО法人まち・すまいづくりは12月29日午前中、生國魂神社で恒例の「奉納餅つき大会」を開催します。29日の餅つきは、九(苦)ではなく「二九(福)の餅」として、お鏡餅を同神社に奉納します。
 家族で参加する人も多く、子どもたちが杵をついたり餅を丸めたりして、にぎやかに迎春準備をします。餅の販売もあります。

近鉄百貨店上本町店 12月9日まで
92歳まで、人生大ロングラン! 女優 森光子展

1512森光子展 森光子さん.jpg「放浪記」初演台本を手に放浪記2.jpg 文化勲章・国民栄誉賞に輝いた女優、森光子さん(故人)の代表作『放浪記』が11月から、新歌舞伎座(天王寺区)で仲間由紀恵主演の新生キャストで装いも新たに上演されるのを記念し、近鉄百貨店上本町店で「92歳まで、人生大ロングラン! 女優 森光子展」が開催されています。
 『放浪記』は、作家・林芙美子の波乱に富んだ半生を舞台化した作品。1961年の初演から2017回にわたり、森さんの単独主演で上演されました。
 会場では、森さんの92年間の写真入り人生年譜や直筆の名せりふ、実際に使われた舞台衣装などを展示。舞台映像も上映され、89歳まで半世紀にわたり『放浪記』を演じ抜いた森さんの「大ロングラン人生」をたどることができます。
 森さんの元気の源だった大好物も販売。石川・山中温泉の温泉卵「菊の湯たまご」や野菜をあられにして詰め合わせた東京・柳ばし逸品会の「宴の華」なども販売しています。
 会場は9階催会場。入場料は中学生以上200円。
 新歌舞伎座での新生『放浪記』の公演は11月21日(土)~12月9日(水)。

10~11月 上町台地の出来事

てんしば 芝遊びフェスティバル

1512てんしば.jpg10月24・25日の2日間、広大な芝生広場で外遊びを楽しむ「『縁活』芝あそびフェスティバル」が天王寺公園エントランス「てんしば」で行われた。両日ともに晴天に恵まれ、約4万5000人が来場した。


大阪城天守閣 秋まつり

1512桜花さん.jpg「大河ドラマ『真田丸』の舞台~大阪城の秋まつり~」が10月31日・11月1日の2日間、開かれた。元OSK日本歌劇団トップスター・桜花昇ぼるさんによるステージでは、「真田幸村」の生涯をミュージカルでたどるショーが行われ、多くの観客を魅了した。


生國魂神社 鞴祭り

鞴祭り.jpg生國魂神社の境内社の一つで、「製鉄・かまどの神」を祭る鞴(ふいご)神社で11月8日、恒例の「鞴祭り」が行われ、刀匠による刀剣鍛錬神事が奉納された。


大阪市立社会福祉センター 
住まいと暮らしの悩みプロが無料相談

12月12日(土) 毎月第2土曜日開催

 NPO法人まち・すまいづくりは毎月第2土曜日に、天王寺区東高津町の大阪市立社会福祉センターで「住まいと暮らしの無料相談会」を開催しています。12月は12日(土)午前10時~正午。
 当日は、当法人会員の司法書士、税理士、宅地建物取引士、1級建築士、弁護士といった専門家が出席。専門知識を生かし、責任を持ってご相談に応じます。
 「相続手続きが必要だが、どうすればよいか」「そろそろ相続や遺言について考えたい」などのほか、不動産資産の活用、税金や金融資産などのお金に関することや、介護やリフォームなど住まいと暮らしに関するさまざまな相談を受け付けています。
 大事なことなのだけど、なかなか日常生活では相談できない住まいと暮らしの「困った!」はありませんか。専門家チームがワンストップで対応します。
 当日、公務等で欠席する場合があります。できるだけ事前予約ください。相談は無料です。
 ▽予約・問い合わせ=NPO法人まち・すまいづくり、電話06・6779・7222

桂ちょうば 桂佐ん吉出演
大阪倶楽部で伝統芸能の会

桂さんきちちょうば.jpg 将来の大阪の文化を担う若手芸術家に対し大阪市が贈呈する「咲くやこの花賞」の受賞者による公演「咲くやこの花コレクション 桂ちょうば ほろり伝統芸能の会」が12月18日(金)午後6時30分から、中央区今橋4の大阪倶楽部ホールで開かれます。
 うえまち寄席で活躍中の桂ちょうば(写真㊤)と桂佐ん吉が出演。ちょうばは2009年度の同賞受賞者。佐ん吉は今年度のNHK新人落語大賞を受賞。
 演目は、桂ちょうばによる落語「蜆売り(しじみうり)」、桂佐ん吉「火事場盗人」のほか、旭堂小二三の講談、和宇慶バンドの三線演奏。
 会場の大阪倶楽部は、大正ロマンの華やかさと趣を残す歴史的建造物。終演後、普段入れない格調高いモダンな館内を特別に見学できます。
 チケットは当日2500円、前売り2000円。
 ▽咲くやこの花賞受賞者等支援事業実行委員会事務局=電話06・6372・6707

ラジオパーソナリティー 鈴木美智子さん
朗読ライブで「一千人の朗読」に挑戦

1512鈴木美智子さん.jpg 大阪を中心に活動しているラジオパーソナリティー・鈴木美智子さんによる朗読イベント「朗読・新世界」が12月1日(火)、ザ・シンフォニーホール(北区)で開かれます。鈴木さんが学院長を務める「アナ・トーク学院」の主催。
 日本の歌の朗読や大阪言葉による憲法前文の朗読のほか、朗読劇「小さな舞台」(山崎陽子作)などを、情感を込めて語ります。
 イベントの最後には、「一千人による朗読」を企画。「街中がジングルベルや歓喜の音であふれるこの時期に、『日本の言霊』を響かせよう」という鈴木さんの発案による初めての試み。出演者と観客が一体となって声を響かせる新しいスタイルの朗読ライブが繰り広げられます。
 出演は鈴木さんのほかに漫才師・宮川花子さん、落語家・桂春蝶さん、俳優・赤井英和さんなど。午後6時30分開演。入場券は前売り・当日とも5000円。
 ▽アナ・トーク学院=電話06・6941・8781

聖マリア大聖堂(カトリック玉造教会) 12月24日(木)
教会でクリスマス ―カテドラル聖夜の祈り―

1512大聖堂クリスマス3.jpg 美しいステンドグラスに彩られた聖マリア大聖堂で12月24日(木)午後5時30分から、「カテドラル聖夜の祈り」が開かれます。昨年は工事のため中止、今年は2年ぶりの開催です。
 聖書の朗読、大司教のクリスマスメッセージ、城星学園、明星学園、大阪星光学院の児童生徒によるクリスマスソングやコーラスを予定。午後7時(日本語)、10時(英語)にクリスマスミサがあります。誰でも参加できるイベントです。


 入場無料 駐車不可

中央区玉造2‐24‐22 電話06・6941・2332

エクササイズスタジオ サロー[salo] 12月13(日)
女性限定 エクササイズセミナー

1512サロー.jpg 9月にJR桃谷駅前にオープンした女性専用エクササイズスタジオ・サローが体験付きのエクササイズセミナーを開催します。
 フィットネスクラブやエステサロンで思った効果が出なかった経験はありませんか。本セミナーは「パーソナルトレーニングだけがあなたを変える理由」と題し生活に効率よく運動を取り入れ、体のラインを美しくするためのトレーニング方法を学べる内容。講師はプロパーソナルトレーナーの三澤崇志さん。

午後2時から
参加費500円。定員10人
要予約。申し込み締切12月10日

天王寺区烏ヶ辻1-3-1 電話0120・28・0608

めばえ国際学園
創立30周年記念式典

めばえ.jpg 大阪・奈良で幼児教室を運営する「めばえ国際学園」が創立30周年を迎え、11月1日、生駒山麓公園野外活動センターで「感謝 そして 変革」をテーマに記念式典を挙行した。
 めばえ国際学園は1986年4月、「めばえ幼児教室」生駒校が開校。翌年大阪本部校(天王寺区上本町3)、奈良本部校(西大寺)が開校した。
 「しつけ」と「知能開発(ワーキングメモリ)」を幼児期の教育の基本に取り入れ、自立心と社会性ある人間の育成に力を注いできた。また英会話や野外教育活動、発達障がい、インターナショナルスクールなど、時代の変遷にも対応。新部門を次々に開設し、すべての子どもに対応した教育を行っている。
 在園生、卒園生とその保護者らが出席した式典で、鶴野元治学園長は、「開園当初は7人だった生徒数が現在は100倍以上になった。30周年を迎えられたのは皆さまのおかげ。脳科学、英語などにも力を入れ50周年に向けて、めばえの子どもたちにチャンスを広げていきたい」とあいさつ。幼少期の教育活動をさらに発展させていく決意を述べた。追手門学院小学校の東田充司校長、帝塚山幼稚園の塚本真紀園長も来賓として出席、祝辞を述べた。
 式典後、めばえの畑で収穫した野菜を材料に年長組と小学生が作ったカレーライスが振る舞われ、参列者は心あたたまるおもてなしに舌鼓を打った。

「ミオソラマルシェ」オープン

JR天王寺駅公園口 毎週木曜と21日

ミオソラマルシェ.jpg JR天王寺駅に、取れたて野菜やこだわり品を生産者が直接販売するマーケット「ミオソラマルシェ」がオープンした。
 ミオプラザ館1階の西側、JR天王寺駅公園口を出た青空のもとで開催されることから「ミオソラマルシェ」と名づけられた。毎週木曜日と毎月21日にオープンする。正午から19時まで。
 オープン初日の10月22日は、近畿一円から12の生産者が出店。朝収穫したばかりの新鮮な野菜や旬の果物、お米や玄米パン、はちみつなどがずらりと並んだ。地元阿倍野に店を構える「まるしん豆腐」も出店し、素材にこだわった愛情たっぷりの手作り豆腐を販売した。
 JR天王寺駅は1日約28万人が利用するターミナル駅。あべのハルカスや10月の「てんしば」オープンなどで、国内外からの観光客や子ども連れの来訪者が増えている。この日も早速多くの人がマルシェに立ち寄り、店主と対話しながら買い物を楽しんでいた。
 オープニングセレモニーでは、マルシェを主催する天王寺SC開発の河合清取締役が「天王寺駅西側の環境改善とさらなる活性化につながれば」とあいさつ。同駅の小坂誠駅長も「天王寺を訪れる人に新たな魅力を感じてほしい」と話した。

大阪義士祭
ちびっこ義士募集中

吉祥寺で12月13日(日)

 「忠臣蔵」で知られる赤穂浪士たちをしのぶ「大阪義士祭」が12月13日(日)、赤穂藩主浅野家の祈願所である万松山吉祥寺(天王寺区六万体町1‐20、四天王寺前夕陽ケ丘駅すぐ)で開催されます。主催する大阪義士会では、白黒の陣羽織を着た赤穂浪士姿で時 代行列に参加する子どもたちを募集しています。参加費3500円(衣装代・クリーニング代含む)。
 当日は午前10時からの式典に続き、武道や太鼓、落語などの奉納行事が行われます。午後1時からは、かわいい「子ども四十七義士時代行列」が寺を出発。バスに乗って大阪城天守閣などを表敬訪問します。境内では、温かい討ち入りそば(500円)や裏千家お手 前による抹茶の接待もあります。
 ▽申し込み=大阪義士会事務局(龍鳳堂津崎内)、電話06・6771・2310

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