2015年10月号特集・ニュース of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

10月3日(土)・4日(日)
天王寺公園でアカペラの祭典

米・アカペラ・ゴスペル・グループ TAKE6登場

1510take_6.jpg 全国からアカペラアーティストたちが集う「Welcomingアベノ・天王寺 アカペラフェスティバル」が10月3日(土)・4日(日)の2日間、天王寺公園の芝生広場「てんしば」で開かれます。観覧無料。
 音楽イベントを通してアベノ・天王寺エリアの活性化につなげようと、近鉄不動産などでつくるキャンペーン事務局が開催。今回は、天王寺公園リニューアルオープン記念と題し「アカペラの祭典」としてステージを展開します。
 3日は、8度のグラミー賞受賞歴を持つ米のアカペラグループ「TAKE6」が登場。国内プロアーティストも出演する豪華ライブ「アカペラSUPERLIVE」を開催します。開演に先立ち「TAKE6」によるスペシャルトークショーも行われます。午後2時開場、4時開演。当日正午から優先観覧エリアの整理券を配布(先着順)。自由観覧スペースあり。
 4日は、国内のプロやアマチュアの計18組によるアカペラライブが繰り広げられます。午前10時30分開場、11時開演。
 ▽問い合わせ=Welcomingアベノ・天王寺キャンペーン事務局、電話080・1525・4587(平日午前10時~午後5時)

大槻能楽堂
能の史跡…月のある風景

写真展 受賞作品発表

 9月5日、大槻能楽堂で公募写真展「能の史跡…月のある風景」(審査委員長・大槻文藏)が開催されました。「月」にちなんだ演目の中から狂言と能を一番ずつ上演する「十五夜能」(同日公演)にちなんだ企画。約1カ月間で寄せられた作品が審査され、金賞1点、銀賞1点、特別賞1点、入選2点が決まりました。
 同公演当日には表彰式が行われ、受賞作品をロビーに展示。来場者に公開されました。また、あべのハルカス近鉄本店「うえまちギャラリー」でも展示され、百貨店を訪れた人の目を楽しませました。写真展は来年も同時期に開催予定。

大槻写真展.jpg

玉造稲荷神社
豊臣・徳川家ゆかりのだんご茶会

豊臣秀頼公銅像前で裏千家の野点

1410だんご茶会02.jpg 玉造稲荷神社で10月12日(月・祝)午前10時~午後3時、毎秋恒例の「だんご茶会」が開かれます。
 同神社は、豊臣・徳川時代を通して大坂城の鎮守神として知られ、豊臣家ゆかりの武家が千利休のお点前で茶会を催していたと伝えられています。 
 当日は、当時の風流を味わってもらおうと、豊臣秀頼公銅像前で裏千家の野点(のだ1410だんご茶会01.jpgて)が行われ、だんごや点心を味わいます。お茶券1800円(だんご・点心付き)。
 神社境内には秀頼像のほかに、淀君胞衣塚や1603(慶長8)年に秀頼が寄進した石鳥居が残り、大阪城と同神社のつながりをうかがわせます。
 ▽玉造稲荷神社=中央区玉造2‐3‐8、電話06・6941・3821

七五三参り
ご祈祷予約受付中

衣装・写真など5点セットの便利パックも

七五三.jpg 玉造稲荷神社では、11月の七五三参りの祈祷(きとう)申し込みを受け付け中。
 ご祈祷・衣装・着付け・写真撮影・土産の5点がセットになった「便利パック」(3万1320円)の利用は、11月14日(土)・15日(日)のみで10月1日から予約開始。写真サイズは キャビネ版(台紙付き)。衣装小物は当日150点以上の中から選べ、女の子の髪のセットも可能です(別途5400円)。足袋と下着、タオルは持参してください。ご祈祷のみ(11月中受け付け)は7000円。駐車場は無料です。
 予約・問い合わせは玉造稲荷神社へ。電話06・6941・3821

大阪市立社会福祉センター 10月10日(土)
不動産資産の活用・相続 無料相談

 NPО法人まち・すまいづくりは、毎月第2土曜日午前10時~正午、天王寺区東高津町の大阪市立社会福祉センターで、「住まいと暮らしの無料相談会」を開催しています。
 今回のメーンテーマは「不動産資産の活用・相続」です。不動産資産の活用では「得する活用術」「活用に関わる税金」など。相続では「遺言書の作り方を知りたい」「相続税改正に伴う税金対策のポイントは」などの相談に、弁護士や司法書士、税理士、一級建築士などの専門家チームが応じます。相談は無料です。
 税金や金融資産などのお金に関することや、介護やリフォームなど住まいと暮らしに関するさまざまな相談を受け付けています。

NPO法人まち・すまいづくり 電話06・6779・7222

大阪明星学園マリアンホール 11月3日(火・祝)
大坂の陣400年 真田丸プレミアムトーク

1510藤岡弘、氏.jpg 真田幸村が築いた大坂城の出城、「真田丸」があったとされる大阪明星学園を会場に、真田丸と真田幸村に関するトークイベントが開かれます。午後1時半開演。
 同学園生徒による研究発表、考古学者・千田嘉博氏の講演に続き、来年の大河ドラマ「真田丸」で本多忠勝役を演じる藤岡弘、さん(写真)らのトークショーがあります。定員800人。
入場無料 要申込

郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、電話番号を明記し、はがきかファクスで申し込む。受付は10月1日~21日(当日消印有効)
〒530-8612 日本郵便(株)大阪北郵便局私書箱191号 
朝日新聞社広告局「真田丸プレミアムトーク」係 (1枚で4人まで) 
FAX.06・6231・2888
問合=朝日新聞社広告局「真田丸プレミアムトーク」係 
電話06・6201・8307

おおさか魅力満喫キャンペーン 来年1月31日まで
府内の観光ツアー 最大5割引きに

 大阪府内の観光施設等を巡るツアーや、劇場・文化施設のチケットなどが最大半額になる大阪府の「おおさか魅力満喫キャンペーン」が始まり、旅行予約サイトや主な旅行代理店で順次、発売されています。
 緊急経済対策の一環で、府が約30億円を投じて実施。対象となるのは、府内発着の日帰りツアーや府外発着の宿泊付ツアーに加え、観光施設や文化施設の入場券、スポーツ・ 演劇などの体験プログラムなどが含まれます。観光を通して大阪の魅力を内外に発信するとともに、府内での消費喚起、誘客につなげたい考えです。
 すでに発売されている商品には、大阪城やあべのハルカス展望台などの観光スポットを絡めたプランや、大川、道頓堀クルーズなど「水都大阪」の魅力を感じることができるツアーなどがあります。
 期間は来年1月31日までを予定。商品は公式ホームページ(http://www.osaka-miryoku.jp/「おおさか魅力満喫キャンペーン」で検索)で紹介しています。
 ▽問い合わせ=「おおさか魅力満喫キャンペーン」お客様センター、電話06・7635・6618(平日のみ)

10月31日(土)・11月1日(日)
大阪の歴史と文化伝える「生きた建築」

特別公開で魅力発信

1506山本能楽堂 舞台.jpg山本能楽堂の公開は10月31日(土) 午後6時~8時、11月1日(日)午後3時~6時大阪のまちには、大正時代や昭和初期に建てられたモダンな洋風建築をはじめ、高度経済成長期に建てられた建物など各時代を代表する魅力的な建物が集積しています。普段はめったに入ることのできない建物の内部を公開するイベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2015」(大阪市主催)が10月31日(土)・11月1日(日)の2日間を中心に、市内各所で開かれます。
 綿業会館や中央公会堂、三井住友銀行大阪本店ビル、大阪証券取引所ビルなど80を超える建物が参加。建物所有者の解説を聞きながら内部をめぐるガイドツアーや、小学校低学年の子どもを対象としたツアーなどさまざまなプログラムが予定されています。
 いつもとは一味違った大阪の魅力を感じてみませんか。
 ▽問い合わせ=生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪事務局、電話080・6137・9441(平日午前10時~午後5時)

記念講演会と落語 10月18日(日)
第弐回 織田作まつり

1510オダサクチラシ2.jpg 小説「夫婦善哉」などで知られる作家、織田作之助(1913~47)の生誕102年を祝う「第弐回織田作まつり」が10月18日(日)、生國魂神社で開かれます。愛読者らで作る「オダサク倶楽部」主催。
 「オダサク」の愛称で親しまれる織田は、天王寺区出身。まつりは、2013年10月に織田の生誕100年を記念し、幼い頃によく遊んだ同神社境内に銅像が建立されたのをきっかけに始まりました。
 午後1時からの式典では、大阪の文化と上方芸能の発展を祈念。2時からは、社務所2階の和室で「オダサク寄席・記念講演会」(有料)を開催します。第1部は、天満天神繁昌亭の恩田雅和支配人の講演「織田作之助と上方落語」。第2部は、織田作品ゆかりの落語が3席、披露されます。入場料は前売り2000円、当日2500円。
 織田作之助にちなんだ食品や書籍、落語関係書籍の販売もあります。
 式典と販売コーナーは入場無料。
 ▽問い合わせ=オダサク倶楽部(井村)、電話・FAX072・236・6465

10月25日(日)午前11時から
高津宮 とこしえ秋まつり

1510高津宮あしぶね.jpg 高津宮の秋祭り「とこしえ秋まつり」が10月25日(日)に催されます。午前11時に小谷宮司が開会を宣言、午後6時まで開かれます。
痛ましい事件などが後を絶たない中、「命の輝き」をスローガンに、芸術・芸能・食を通して生きる喜びを感じてもらおうという取り組み。今年で4回目を迎えます。
 表参道の階段には今年も、神様が乗るヨシ舟「とこしえの舟」(全長5m)が登場。「とこしえ(永遠)に向かう船」のイメージで、「かけがえのない今を生きるそれぞれの命の尊さを取り戻してほしい」との願いが込められています。
 境内では、氏子菓子祭り、氏子グルメ屋台が出店。京懐石「和光庵」や「道頓堀今井」などの飲食店が軒を連ねます。特設舞台では、太鼓演奏、フラダンス、ベリーダンス、日本 舞踊など楽しいステージが繰り広げられ、祭りに華を添えます。
 ▽高津宮=中央区高津1‐1‐29、電話06・6762・1122

入場無料

てんしば.jpg

オープン前に芝張りイベント

地域住民らが「最後の仕上げ」

1510芝張りイベント.jpg 天王寺公園リニューアルオープンを前に、9月6日、公園の象徴となる芝生広場の芝張りイベントが開かれ、地域住民らが「最後の仕上げ」に汗を流した。
 同公園が校区内にある天王寺小の児童やその保護者ら計73人が参加。約7000㎡ある芝生広場のうち、最後の約400㎡に4000枚もの芝生を丁寧に敷き詰めた。
 参加した天王寺小の男子児童は「芝生は重く隙間が空いて難しかったけど、パズルみたいで面白かった。完成したらお父さんと鬼ごっこしたい」とうれしそうに話した。作業を終えた子どもたちは早速、芝生の上を自由に走り回り、柔らかい芝の感触を楽しんでいた。
 オープン後は、カフェや子どもの遊び場(有料)、フットサルコート、ドッグランなどが利用できるほか、キッチンカーでの飲食販売も始まる。

10月24日(土)・25日(日)
広い芝生でいっぱい遊ぼう!

1510縁活イベント.jpg 10月24・25日の2日間、さまざまな外遊びをてんしばで楽しむ「『縁活』芝あそびフェスティバル」が開かれます。午前11時~午後5時。雨天中止。
 あべのハルカス近鉄本店で市民団体などが活動する「縁活」プロジェクトの一環。広々とした芝生の上で、ダンボール遊びやめんこ、竹工作などのほか、「青空ヨガ・体操教室」、 「青空書道」などさまざまな催しが行われます。「だるまさんがころんだ」「チャンバラ合戦」など、親子で楽しめる昔ながらの外遊びも予定しています。
 24日には、ラグビー実業団チーム「近鉄ライナーズ」の選手が来園。記念撮影やスクラム体験、ゴールキック大会などが行われます。
 プログラムは一部有料。秋の一日を気持ちのいい芝生の上で過ごしてみませんか。
 ▽問い合わせ=あべのハルカス近鉄本店「縁活事務局」、電話06・4305・4710

追手門学院小学校
屋上に理科園が完成 運動場は全面人工芝に

1510追手門小 遊具.jpg 追手門学院小(中央区)の屋上に、理科学習に活用する「理科園」が完成。さまざまな仕掛けで子どもたちの理科への興味を育む空間に生まれ変わった。
 運動場の改修に際し、これまで運動場横にあった理科園を移設。運動場は約3400㎡のほぼ全面を人工芝化し、新たに大型複合遊具を設置した。
 大阪城や生駒山系を臨む屋上は、木製デッキの温かみのある空間に。約450㎡1510追手門小 理科園.jpgの広さを生かし、野菜や花などを育てる畑のほか、子どもが自分で水をくみ上げられる「手押しポンプ」や「日時計」も設置した。「宇宙エリア」と名付けた屋上中央部には、月を模した12個の椅子を円状に配置。見方によって影が変わり、月の満ち欠けの仕組みを学ぶことができる。
 9月1日の竣工式で、東田充司校長は「仲間とともに飛んだり走ったり、道具を生かして大いに学んでほしい」と話した。

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2016年2月号 1面

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