2015年1月号特集・ニュース of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

ハルカス初日の出2.jpgあべのハルカス展望台から見る初日の出(2014年元日、ハルカス300から撮影) ハルカス300は元日午前7時30分から営業。午前8時、11時、午後2時には甘酒の振る舞いも。あけおめ.jpg

 読者の皆さま、『うえまち』を支えてくださる全ての皆さま、新年あけましておめでとうございます。2015年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さまにとって、よき1年であることをお祈り申し上げます。
 さて、2014年はどんな1年でしたか。上町台地の地域情報紙『うえまち』は8面から12面へ紙面を拡大しました。また活字を大きくしたり、レギュラーコラムが増えたりと読んで楽しい、役に立つ新聞として内容を充実させることができました。ご支援いただいている方々に感謝の一言です。
 今年もさらなる充実を目指して紙面を作って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

―第1回― 5月31日
大坂の陣歴史検

大阪と東京で実施

 「大坂の陣」に関する様々な知識が試される「第1回大坂の陣歴史検定」(毎日放送主催)が5月31日(日)に大阪と東京で行われます。大坂の陣400年天下一祭参加事業で、北川央・大阪城天守閣館長が監修。
 大坂の陣から400年を迎えるのを機に、歴史への理解を深めてもらおうと初めて実施するもの。戦で活躍した武将たちや時代背景のほか、新たに判明する事実も含めた幅広い分野から出題されます。出題はマークシート択一形式。2級、3級のレベルがあり、100問中80問以上の正解で合格。
 インターネット(「大坂の陣歴史検定」で検索)で申し込み受け付け中。2月上旬以降、郵便局からも申し込めます。締め切りは4月30日。
 受験料は、3級4800円、2級5800円、併願9540円。期間限定の早割料金もあります。
 3月上旬に公式テキスト(世界文化社刊)が発売される予定。紙面でも紹介します。
 ▽問い合わせ=大坂の陣歴史検定運営事務局、電話03・3233・4808

らくご小屋掛け辻噺

ハルカス近鉄本店で寄席

1501辻話上から.jpg 上方落語が小屋掛けの興行から寄席へと進化した歴史を再現しようと、11月22日、あべのハルカス近鉄本店の街ステーションで「らくご小屋掛け辻噺(つじばなし)」(NPO法人まち・すまいづくり主催)が開かれた。
 「上方落語の始祖」といわれる初代・米沢彦八が活躍していたのが、上町台地にある生國魂神社。彦八は境内で小屋掛けの辻噺を行い、当時1501辻話中村さん.jpg高い評判を得たことで知られている。
 当日、会場はヨシズで囲われ〝小屋掛け興行〟の趣ある雰囲気に。独特の空気の中、生國魂神社の中村文隆権禰宜が「落語家も知らない落語家のルーツ」などをテーマに歴史解説。続いて、落語家の桂ちょうばが「看板の一(ピン)」、桂佐ん吉が桂佐ん吉・ちょうば.jpg「堪忍袋」などをそれぞれ披露した。歴史解説にうなる声と上方落語で笑う声が百貨店の一角から響いた。

オープン台地
1日限りの「上町筋線」運行

架空の路線で電車ごっこ

1501電車ごっこ01.jpg オープン台地のプログラム「とほ鉄で行く! 上町筋線☆電車ごっこ」(企画・シカトキノコ)が12月7日に行われた。「上町筋に路面電車があったらいいな」という思いから、上本町1~9の交差点を結ぶ架空の路線を想定し、界隈の魅力的なスポットを電車ごっこで巡る企画。
 当日は一般参加者と運転手・ガイド・車掌がロープの輪の中に入り、それぞれの交差点を駅に見立て、上町筋を南下しながら途中自由行動を楽しんだ。
 参加者の中には、「上町筋をゆっくり歩く機会がなかったが、新しい発見があり楽しめた」と、電車ごっこを通じて、まちの魅力を再発見した人も。
 企画したシカトキノコ代表藤田ツキトさんは「色々な発見があり、電車ごっこを使った新しい企画も思いついた。続編を考えたい」と次回への意気込みを見せた。

オープン台地
なにわ伝統野菜“天王寺蕪”収穫祭2014

1501収穫祭かぶら.jpg 天王寺駅周辺で12月6日、毎年恒例の「なにわ伝統野菜〝天王寺蕪〟収穫祭2014」が開かれた。
 JR天王寺駅・公園口の第1会場には、なにわ伝統野菜を販売するブースが設けられ、旬の天王寺蕪や田辺大根、金時人参などを買い求める人でにぎわった。地元のマスコットキャラクター、ももてんちゃんやゴーゴくんなども登場。アカペラ1501収穫祭寿司.jpg会場で配られた天王寺蕪の寿司1501収穫祭りんごさん.jpgライブや「浪花SANADA十勇士」の迫力ある殺陣パフォーマンスとともにイベントを盛り上げた。
 アベノ地下街の第2会場では「天王寺蕪の会」事務局長の難波りんごさんが、天王寺蕪の歴史や特徴を解説。天王寺動物公園事務所によるなぞなぞ大会も行われ、正解者には天王寺動物園で収穫された天王寺蕪が贈られた。

オープン台地
大阪が生んだ広告の原点

「東西屋」の歴史に触れる

1501東西屋イベント前景.jpg上町台地ならではの建物や空間の魅力を発見するイベント「オープン台地」。プログラムの一つ、「大阪が生んだ広告の原点『東西屋』の歴史探訪【丹波屋九里丸編】」が、11月29日に行われた。
 東西屋とは、ちんどん屋のこと。その原型は幕末に生まれたが、その後大阪で活躍した「勇亀」が、芝居の口上をまねて「とざい、とうざ~1501東西屋イベント帽子.jpg1501東西屋イベント松屋町.jpgい」と町中を触れ回ったことから、路上広告業を当時は「東西屋」と呼んだ。
 イベント当日は、「東西屋・ちんどん通信社」の林幸治郎さんが商いの町・大阪ならではの東西屋について、文献や貴重な映像資料で解説。東西屋の中興の祖である丹波屋九里丸(たんばやくりまる)が、現在でも使われている広告の手法を作り出したことなど、その功績を紹介した。
 イベントには九里丸の曾孫にあたる、文筆家の河内亭九里丸さんも参加し、九里丸が活動拠点とした旧南区西賑町(空堀界隈)を、参加者と一緒に散策した。

オープン台地
天王寺七坂下寺町にキャンドル1400個

1501キャンドルナイト口縄.jpg 天王寺区の下寺町周辺にキャンドルをともす「お寺のまちdeキャンドルナイト」が11月28、29日に開かれ、柔らかな光がまちを包み込んだ。
 都会の喧騒から一歩離れた場所にある下寺町や天王寺七坂。まちの風情を知ってもらおうと、天王寺区役所と大江ふれあい協議会が共催。約1400個のキャンドルを周辺寺社1501キャンドルナイト燈籠.jpgの門前や境内などに並べた。
 七坂の一つ、源聖寺坂近くにある大覚寺では、関連イベントとして「てらまち読経ライブ」が開催された。本堂にろうそくが揺らめく中、僧侶の唱える声明が響き渡り、境内は幻想的な雰囲気に包まれた。別の会場では、弦楽コンサートや講演も行われた。
1501キャンドルナイト声明.jpg 今年は寺独自の演出も充実し、例年とは違った活気があった。キャンドルの灯は、まちの新たな魅力を創出し始めている。

第6回大阪市あきないグランプリ

桑島写真スタジオ グランプリ受賞

1501あきない桑島さん.jpg 大阪市内の約320商店街、1万1400店舗から個性的で魅力ある店を掘りおこして表彰する「第6回大阪市あきないグランプリ」の総合グランプリ(大阪市長賞)に、『うえまち』9月号で取材した桃谷駅前商店街(生野区)の桑島写真スタジオが選ばれた。
 同店3代目の桑島絵理さんは、「それぞれの家族のホームフォトグラファーでありたい」と昨秋、店をアットホームな雰囲気に改装。白を基調とした明るい空間や、創業60年の伝統を大切にしたクラシックな空間など子どもから大人まで居心地良く過ごせるようデザインした。
 書類審査に加え、審査員が来店する「覆面調査」で接客態度などを採点。明確なコンセプトとともに、現代的な感性や自然体の接客態度などが高く評価された。
 桑島さんは、「これからも商店街をはじめ地域活動も大切にしながら、お客様がついつい人に話したくなるような魅力的なお店を目指して頑張りたい」としている。
 ▽桑島写真スタジオ=生野区勝山北1‐2‐5、電話06・6712・0012

大阪城公園 4月から電通などが管理・運営

天王寺公園は10月から近鉄

大阪城公園前エリア01.jpg  大阪城天守閣や大阪城公園一帯は4月1日から、公募で選ばれた電通関西支社など5社でつくる事業者に管理運営が委託される。
 事業者の計画では、旧第四師団司令部庁舎の建物をカフェやレストラン、国際会議場として活用。大阪迎賓館はパーティースペースとして利用できるようにする。
 大阪城公園駅前エリアには歴史体験できる大阪城公園前エリア02.jpg大坂城公園テーマパークを新たに整備するとともに、江戸・上方を再現した物販・飲食店を置くなど、大阪有数の観光地である大阪城の歴史的・文化的価値を踏まえた計画を提案している。
 一方、天王寺公園も10月1日から、近畿日本鉄道が新たに管理運営を担う。 対象となる区域は、天王寺駅側のエントランスエリアと茶臼山北東部エリア。近鉄は、エントランス天王寺公園全体イメージ.jpgエリアに芝生広場やレストラン、子どもの遊び場などの施設を提案しているほか、茶臼山エリアにはカフェやコンビニエンスストア、駐車場の設置を計画している。
 エントランス側は、天王寺ターミナルや日本一の超高層ビル「あべのハルカス」から徒歩圏内。大阪市内唯一の動物園や美術館を有す天王寺公園西向きイメージ.jpg天王寺公園る公園として、新たなにぎわいの創出が期待される。

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国立文楽劇場
第27期 文楽研修生を募集

1501文楽ポスター.jpg 国立文楽劇場(中央区)は、4月からの第27期文楽研修生を募集しています。応募資格は中学校卒業以上の男子で、原則23歳以下。募集期間は1月9日(金)~2月23日(月)。3月12日(木)に選考試験(面接・作文・簡単な実技試験)を実施します。
 この研修は、文楽の後継者を養成するため、日本芸術文化振興会と文楽協会が協力し、将来舞台で活躍する技芸員(大夫・三味線・人形遣い)になるための基礎教育を行うものです。
 研修では最初、全員が大夫・三味線・人形遣いの基本を学びます。その後、適性審査で専攻を決定し、それぞれの分野に分かれてより実践に近い技芸を習得していきます。
 研修修了者は幹部技芸員に入門。文楽協会に技芸員として所属し、舞台に出演します。現在、文楽の技芸員のうち約半数が文楽研修修了生出身で、舞台の第一線で活躍しています。
 ▽問い合わせ=国立文楽劇場企画制作課養成係、電話06・6212・5529

大阪義士祭 参加レポート
義士姿で各地に〝討ち入り〟親も子も達成感

 12月14日(日)、「忠臣蔵」で知られる赤穂浪士たちをしのぶ「大阪義士祭」が、浅野家の大阪の菩提寺である万松山吉祥寺(天王寺区六万体町1‐20)で開催された。大阪義士会主催。子どもたちが白黒の陣羽織を着て、赤穂浪士姿で大阪城天守閣などを表敬訪問する「子ども四十七義士時代行列」が行われた。
 当日はこのほかに武道や太鼓、落語などの奉納行事も行われた。

「子ども時代行列」に参加して

参加者Sさん親子

akira×大阪城.jpg 20年前の小学生のころ、図書館にあった「忠臣蔵」の本を読んで面白さに目覚め、文楽や歌舞伎に行ってみたり、初めての東京滞在期間に討ち入りの12月14日がかかっていたことから、吉良屋敷の両国から品川の泉岳寺まで歩いてみたり、「忠臣蔵」マニアな時間を謳歌(おうか)してきました。唯一の心残りが、兄は参加させてもらっていた吉祥寺の義士行列参加。今は東京に住んでいますが、実家の母から「今年の義士祭は12月14日が日曜日だから、子どもを出させるか?」と聞かれた時には「参加する!」と即答でした。
 当日朝、3歳10ヶ月の長男には「かっこよく変身しよう!」とおだてて、衣装を着付けて家を出発。吉祥寺到着まではちょっとフテクサレていましたが、お寺の境内で多くの方々に 「かっこいいねぇ」とほめていただき、写真も撮られて得意げな様子。同じ装束を着た子どもたちを見て、「おんなじ!」とうれしそうでした。
 最初の集合写真撮影では親が離れなければならないので、大丈夫かドキドキだったのですが、ちびっこ義士が勢ぞろいする中、不安げな表情を見せながらも乗り越え、続く墓前での「えいえいおー!」の勝鬨(かちどき)も、少し大きなお兄ちゃんに手をひかれながら勤めを果たせました。
義志祭akira2.jpg その後、バスで大阪城へ。天守閣まで義士装束姿の子どもたちが行列する様子はほほえましく、多くの観光客の注目も集まります。大阪城天守閣館長さんのごあいさつを頂き、天守閣前でも「えいえいおー!」。 天守閣を背にしての記念写真には、真田幸村も参加する時空を超えたコラボレーションが実現していました。
 その後、バスで新世界へ。通天閣を背に気勢を上げ、串カツのゆるキャラ「くしたん」に切りかかる子どもたちは元気いっぱいでした。
都合4度の勝鬨と記念写真撮影の盛りだくさんなコースを経て吉祥寺へ帰投。最後は衣装を返還してたくさんのお土産をいただき、子どもも達成感でいっぱいでした。東京にいてもなかなか経験させてやることができない忠臣蔵義士行列に参加でき、親子ともに思い出に残る一日となりました。

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グランド歌舞伎 設立記念

「庶民のための歌舞伎」よみがえらせたい

 かつて「庶民の娯楽」として親しまれ、大衆芸能の一つであった歌舞伎本来の姿を取り戻そうと、NPO法人日本伝統芸能振興会(東京)が今秋、「グランド歌舞伎」を設立した。
 「グランド歌舞伎」では、性別や家柄、血筋に関係なく、役者としての実力があれば誰でも出演することができる。出演者は、大衆演劇出身の俳優・松井誠をはじめ、国立歌舞伎俳優養成所出身者や、血筋でなくても幼い頃から歌舞伎役者として修業した者など実力を備えた役者で構成。
グランド歌舞伎番付.jpg 戦後、「限られた人たちだけが演じる特別な伝統芸能」として、「敷居が高い」「難しい」イメージを持たれる現在の歌舞伎のあり方とは一線を画し、本格的な歌舞伎公演ながらも鑑賞 料金を抑え、誰でも気軽に楽しめる「本来の歌舞伎」を目指しているという。
 10月に東京で行ったプレビュー公演は大盛況。11月には明治村(愛知県犬山市)の「呉服座」でも上演し、好評を博した。
 本紙では設立を記念し、筋書(パンフレット)をプレゼント。

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四天王寺「どやどや」
ふんどし姿の若者たちがぶつかり合い

1501どやどや2014年撮影.jpg 和宗総本山四天王寺では1月14日(水)午後2時30分から、六時堂で恒例の「どやどや」が開催されます。
 元旦から始まる天下泰平と五穀豊穣を祈願する「修正会」の結願日に行われる勇壮な祭事(一般参拝客も観覧可)。「どやどや」の名前は、昔、結願日に人々が魔除けの護符をもらおうと、境内に「どやどや」と集まったことが由来とされます。
 当日は堂内で厳粛な法要が行われた後、寒風の中、清風学園と四天王寺学園の生徒らが、ふんどしに鉢巻き姿で天井からまかれる魔除けの護符を激しく奪い合います。かけられる水は湯気となり、若者たちの体から立ち上がるほどの熱気です。
 ▽四天王寺=天王寺区四天王寺1‐11‐18、電話06・6771・0066

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演劇集団KIO
1月4日(日) 新春公演「ファウストの恋人」

1501ファウストチラシ.jpg 阿倍野、天王寺を拠点に活動する演劇集団「KIO」は1月4日(日)、西区のオリックス劇場で新春公演「ファウストの恋人」を開催。ゲーテの名作『ファウスト』の世界を、交響吹奏楽団「大阪市音楽団」とのコラボレーションで独創的に表現します。 
 音楽、演劇、ダンス、サーカス、映像を融合させた舞台で、人間の喜怒哀楽を豊かに表現。従来のクラシックコンサートや演劇の世界とはひと味違う舞台が楽しめます。
 午後5時開演。観覧料はS席6000円 A席5000円 B席4000円 学生席2000円。
 ▽問い合わせ=KIO、06・6772・5471

あべのハルカス・近鉄アート館
人情ミュージカル 「蝶子と吉治郎の家」

1501蝶子と吉治郎の家 5人.jpg あべのハルカス近鉄本店にある「近鉄アート館」で1月9~12日、人情ミュージカル「蝶子と吉治郎の家」が上演される。
 昭和初期の大阪・道頓堀の長屋を舞台に繰り広げられるロマンチックラブストーリー。
 主演の西川忠志(よしもとクリエイティブエージェンシー)と紫とも(元宝塚歌劇団)が夫婦役、元OSK日本歌劇団の桜花昇ぼると洋あおいがWキャストで歌劇の男役スター役を務める。吉本興業・宝塚歌劇・OSKと、関西が誇る芸能文化が「ごった煮」になったミュージカルになっている。
 11月27日に開かれた記者会見で、西川は「ミュージカルに出演するのは16、7年ぶりでワクワクしている。吉本、宝塚、OSKが三つどもえになったらこんなに楽しい。それぞれの劇場にも足を運んでみようかと思っていただける作品になれば」と話した。
 公演は9日=午後6時30分、10日=1時・5時、11日=1時・5時、12日=1時。全席指定。前売り5000円、当日5500円。
 ▽チケット問い合わせ・予約=近鉄アート館チケットセンター(電話0570・023・300)

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あべのハルカス SPACE9 1月20日~3月31日
らぼ★ラボNight in あべのハルカス

1501ラボラボチラシ.jpg様々な分野のエキスパートたちが講義を行う「らぼ★ラボ Night」が、1月20日~3月31日の毎週火曜日午後7時から、あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階「SPACE9」で開講します。仕事や学校帰りに気楽に参加し、自分の世界を広げてみませんか。
 脚本・演出家のわかぎゑふ氏をはじめ、フリーアナウンサーや弁護士、落語作家の5人の専門家が週替わりで登場します。参加費は各回2500円。

アート館チケットセンター 電話0570・023・300

天王寺公園 実施中~3月31日
整備工事に伴い無料で開放

 天王寺公園が、園内の整備工事に伴い無料で開放されています。3月31日まで。
 同園で8月から行っている「慶沢園」の整備工事に加えて、12月2日から天王寺ゲート付近の整備工事が始まり、園内の大部分が利用できなくなるため、工事を行っていない部分について無料開放するもの。
 大坂の陣の舞台となった「茶臼山」や広大な「河底池」などを自由に散策することができます。
 開園時間は午前9時30分~午後5時。月曜休園。天王寺動物園、大阪市立美術館、夜間に開催中のイルミネーションイベント「あべの・天王寺イルミナージュ」への入場は期間中も有料。

天王寺動物公園事務所 電話06・6771・8401

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お寺でJAZZ.jpg

大槻能楽堂
豪華な顔触れ 新春能

1501猩々前入.jpg 大槻能楽堂は1月3、4日、「新春能」を開催。東西の人気役者がそろう豪華な顔触れで、祝言曲「翁」に狂言と能を1番ずつ上演し、新しい年の始まりを祝います。
 「翁」は天下泰平、五穀豊穣などを祈る神事能。古くからの神事を眼前で見るような厳かな舞が繰り広げられます。
 3日は片山九郎右衛門、茂山茂、片山清愛による「翁」、茂山七五三の狂言「昆布売」、梅若玄祥(人間国宝)の能「猩々(しょうじょう)」。
 4日は大槻文蔵、観世喜正らによる「翁」、野村萬斎の狂言「六地蔵」、浅井文義による能「羽衣」を上演します。
 午後2時開演。全席指定。前売りはS席8600円、A席7000円、B席5900円、学生4300円。4日の公演は完売しました。
 ▽大槻能楽堂=中央区上町A‐7、電話06・6761・8055

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山本能楽堂 1月24日(土)
初心者のための上方伝統芸能ナイト

 上方伝統芸能のハイライト部分を上演する山本能楽堂の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」。ジャンルの垣根を超えた様々な演者たちが協力し、大阪ならではの芸能の魅力を発信するイベントです。
 能や文楽、上方舞、落語、講談などの中から4種類を15分ずつ上演。落語家の司会で各演目の解説が行われるほか、観客が舞台で芸能を体験できるコーナーもあり、伝統芸能になじみのない初心者も楽しめるよう工夫されています。
 午後6時開演。入場券はS席4500円、A席4000円、B席3500円。
 ▽山本能楽堂=中央区徳井町1‐3‐6、電話06・6943・9454

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第24回 若手能

つぼみから花へ 若手能楽師が競演

1501若手能.jpg 阪神間の若手能楽師が出演する「第24回若手能大阪公演」が1月31日(土)午後1時から、大槻能楽堂で開催されます。今回は能公演では珍しいイヤホンガイド(有料)を初めて導入。能楽師自らがナレーターを務め、分かりやすく演目を解説します。
 演目は能「百万」、能「野守」、狂言「附子(ぶす)」、仕舞「嵐山」「雲雀山」「船橋」。
 チケットは前売り2800円、当日3100円、学生1500円。前売りのみプラス500円で座席指定可能。座席指定券購入者を対象に、当日午前11時から「若手能事前講座」(無料)があります。
 若手能は、大阪・兵庫の40歳以下の若手能楽師が企画、運営。近年は楽器体験イベントやライブなどを通して能楽ファンを開拓するほか、学校の授業の一環として能楽鑑賞の場を設けるなど伝統芸能である能の普及活動に力を入れています。
 ▽問い合わせ=能楽協会大阪支部(大槻能楽堂内)、中央区上町A‐7、電話06・6761・8055

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大阪市立社会福祉センター 2月21日(土)
第11回うえまち寄席

1501うえまち寄席チラシ.jpg 「第11回うえまち寄席」(NPO法人まち・すまいづくり主催)が2月21日(土)午後1時から、大阪市立社会福祉センター第7会議室で開かれます。「上方落語の始祖」とされる初代・米沢彦八が生國魂神社で活躍したのにちなみ、上町台地の人に落語を楽しんでもらおうと始まりました。出演は桂ちょうば、桂佐ん吉。味わい深い噺(はなし)、や人情噺、滑稽噺など毎回バラエティー豊かな演目です。落語は受け手の想像力の上に成り立つ話芸。噺家を目の前に聞く「生」の臨場感を一度味わってみませんか。
 ▽料金=1500円(全椅子席)

予約=NPO法人まち・すまいづくり 電話06・6779・7222

天王寺区民センター 1月24日(土)
ニューイヤーコンサート

 天王寺区民センターで1月24日(土)午後1時30分から、「ニューイヤーコンサート~弦楽器の奏でる珠玉の名曲~」が開かれます。
 バイオリニスト金関環氏率いる弦楽アンサンブル「ラ・ストラーダ弦楽アンサンブル」が世代を超えて愛されるクラシックの名曲を弦楽四重奏でお届けします。
 午前11時からのリハーサルも見学可能。プロの生演奏を間近で見るまたとない機会です。定員は200人。
申し込み不要参加無料

問い合わせ=天王寺区老人福祉センター 電話06・6771・8606

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2016年2月号 1面

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