2014年5月号特集・ニュース of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

ハルカス近鉄本店に うえまち ギャラリー

うえまちギャラリー03web.jpg

NPO法人まち・すまいづくりからのお知らせ

ハルカスに新聞設置

 あべのハルカス近鉄本店タワー館4階に、「うえまちギャラリー」がオープンしました。近鉄百貨店で市民団体などが活動する「縁活」の一環として参加したもの。
 カフェ「モロゾフ」横の壁面に毎月、最終週に『うえまち』の最新号を全紙面掲示します。また、新聞ラックを設置。『うえまち』最新号と1、2か月前のバックナンバーを持ち帰ることができます。お買い物のついでにぜひお立ち寄りください。
 今後、うえまち編集局による展示企画も予定しています。お楽しみに。

大阪市立社会福祉センターの指定管理者に

 当法人は大阪市立社会福祉センター(天王寺区東高津町12‐10)の指定管理者として選定され、4月1日から管理業務を開始しました。大阪市立社会福祉センターは、「社会福祉事業の進展を図り、広く市民の福祉の増進に寄与する」ことを目的とする施設です。入居する社会福祉関係団体と連携して、情報収集や相談案内を行っていきます。また、定員10人から110人規模までの大小の会議室が7つあり、市民の方がリーズナブルな価格で気軽に利用できます。詳しくは5面に掲載。

仏像観賞講座 受講生募集

 当法人では、年間を通して仏像鑑賞の基礎知識を学ぶ講座を開催しています。
 毎回、各時代を代表する仏像をテーマに仏像の歴史を学びます。講師は同志社大学非常勤講師の清水真澄氏。全15回で各回午後6時30分~8時。仏像鑑賞に興味のある方は、どうぞふるってご参加ください。秋には岡山方面への歴史ツアーも予定しています。
 受講料は1回3000円。前・中・後期各5回1万円。全15回3万円。問い合わせ=06・6779・7222

いよいよGW 春のおでかけ楽しんで

いよいよゴールンデンウィークが目前に迫ってきました。桜の季節が終わり、新緑の美しいこの季節。家族や友達と出かけてみませんか。
 「大坂冬の陣」から400年を迎える大阪城など、上町台地では大坂の陣ゆかりの歴史イベントが予定されています。また気候の良いこの時期、四天王寺、生國魂神社をはじめとする社寺や天王寺七坂などを歩いてめぐってみるのもいいかもしれません。
 今号の『うえまち』も博物館や美術館などの情報が満載。6面では、上町台地で開催されるゴールデンウィーク中の主なイベントを紹介しています。

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大槻文藏 「作品の背景知ればもっと面白く」

世阿弥生誕650年記念「名作とその作者たち」

実盛(文藏)web.jpg能「実盛」(大槻文藏)大槻能楽堂は来年3月まで、世阿弥生誕650年を記念したシリーズ「名曲とその作者たち」を毎月開催。能の大成者・世阿弥を中心に、前後の時代の能作者と作品を紹介する。シリーズを監修した大槻文藏師は「作品にはそれぞれ、各代の能作者の特徴、作風の違いが顕著に表れている。作者と作品を結び付け、その背景にあるものを知ることで能がもっと面白くなるはず」と狙いを語る。


 観阿弥に始まり世阿弥に受け継がれた能は、世阿弥の息子、観世元雅、娘婿の金春禅竹といった能役者たちによって発展していく。当時の鎌倉新仏教の影響を受けた世阿弥が、「禅」思想を自身の作品に反映させ禅竹がそれを継承した一方で、大槻文藏web.jpg元雅の作品には「死」の哲学が色濃く出る。世阿弥の影響を受けながらも、それぞれが個性的な作品を生み出した。大槻師は「その時代の人々が求めたもの、足利義満ら時の権力者の意向、それに応える能役者たちの置かれた境遇など、様々な社会的背景が作品からうかがえる」という。
 また世阿弥が観阿弥の作品に手を加えたり、別人の作品を手直ししてより洗練された内容にしたりしたとみられる曲もある。作者不詳とされるそれらの作品の中には「大変な名作もある」といい、同シリーズで取り上げる。今なお多くの魅力が隠されている世阿弥の世界にあらゆる角度から迫る一年になりそうだ。


<思い>語る能
 ストーリーが徐々に展開し、起承転結があるのが普通の舞台劇。しかし世阿弥の能は、現在から過去へと時間をさかのぼりながら、主にシテ1人が親子愛や恋、この世への悔恨といった様々な〈思い〉を語る「夢幻能」と呼ばれる独特の形式だ。例えば5月24日(土)上演の能「実盛」では、戦で不本意な死を遂げた老武者(シテ)が、幽霊となって高僧の前に現れ、生前の無念、成仏できない悲しさを語る。「能とはいわば、『情念の抽出』。ストーリー性はない。難しいと言われることもあるが、他の芸能とどう違うのか、そこを少しでも感じてもらえたら」と大槻師は話す。
 いずれの公演も解説付き。開演は午後2時。料金は前売り4300円、学生2700円、当日一般4800円、学生3100円。
 ▽大槻能楽堂=中央区上町A‐7、電話06・6761・8055

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マツオ整骨院

松尾院長が護身術の講習会

マツオ柔道姿web.jpg 近鉄大阪上本町駅近くのマツオ整骨院では5月から、護身術の講習会を開きます。料金は、月4回で1900円。 柔道黒帯3段の松尾弘規院長が指導。暗闇でも反射的に体が動き、相手を倒す術を習得するといい、松尾院長は「夜遅く一人歩きしても怖くない。相手を倒せる自信があなたを明るくします」と参加を呼びかけています。希望者は来院し申し込みを。
 開業して27年の同院は、歩行障害や寝たきり防止のための筋力アップ、腰痛・肩凝り・膝の痛みの解消などに取り組んでいます。松尾院長は、NHK「転倒予防教室」で有名な東大武藤芳照教授のセミナーを受け、現在もコツコツと治療技術の研さんを積んでいます。マツオ整骨院集合写真2web.jpg左から武藤教授、松尾院長
 珍しい経歴の持ち主で、早稲田大学政経学部卒業後、政治家を目指し、あの吉田茂の大磯の別邸にも何回か行ったとか。周りから「ちょっと風変わりな先生」と呼ばれるも、その技術の高さと人柄を慕い、開業当初から通っている患者も多いそうです。
 ▽マツオ整骨院=天王寺区上本町6‐6‐27、中川ビル6階(新歌舞伎座南側5m)、電話06・6773・6722


特典
「うえまちを見た」で、足裏マッサージ(20分間)の無料サービスを2回受けられます。

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和宗総本山四天王寺 絵堂 特別開扉

4月30日(水)まで

絵堂入口web.jpg絵解き01web.jpg
絵堂の絵web.jpg 四天王寺は4月30日(水)までの連日、太子殿の絵堂を公開する「聖徳太子絵伝 特別御開扉~太子の遺業を受け継いで~」を開催しています。午前8時30分~午後4時30分、入堂無料。
 2022(平成34)年に同寺の開祖、聖徳太子の1400年遠忌を迎えるのを前に、「多くの方に聖徳太子を深く知ってもらいたい」と実施するもの。
 徳太子の一生にまつわる数々の伝説が絵堂杉本画伯の太子web.jpg描かれた壁画(作・杉本健吉氏)を見ることができる絵堂は、もとは太子没後140年を経過して建立され、当初から絵解きを行っていたと伝わる由緒あるお堂です。
 期間中、毎日午後1時・3時の2回、1時間にわたり僧侶による絵解きと法話が行われます。来堂者には記念品(写真・記念散華)が授与されます。秋にも実施予定。
 ▽四天王寺=天王寺区四天王寺1‐11‐18、電話06・6771・0066

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愛染堂勝鬘院 愛染娘10人を募集

祭りの広報活動や宝恵かごパレード参加

 大阪に夏の訪れを告げる「愛染まつり」(6月30日~7月2日)。愛染堂勝鬘院では、祭りに華を添えるイメージガール「愛染娘」10人を募集しています。締め切りは5月15日(木)。「愛染娘」は、浴衣姿で宝恵(ほえ)かごに乗ってパレードに参加するほか、花守りの授与を行うなど祭りを盛り上げる手伝いをします。いずれも広報活動と祭りの手伝いが主な仕事。謝礼は出ませんが、浴衣と記念品をもらえます。笑顔の素敵な人、祭りが大好きな人を待っています。
愛染娘201301web.jpg愛染娘201303かごweb.jpg

愛染psuta-web.jpg【応募資格】
 18歳以上の健康な女性。祭りと説明日(6月7日)、マスコミ広報活動(同19日)に参加できること、自分で浴衣を着られるか着付けを頼める人がいることが条件。
【応募方法】
 履歴書に必要事項と特技や自己PRを書き、1年以内に撮影した写真2枚(顔・全身)を添えて愛染堂へ。
 ▽送付先=愛染堂、543‐0075、大阪市天王寺区夕陽丘町5‐36、電話06・6779・5800

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大阪市立東洋陶磁美術館
特別企画展

「祈り」込めた蓮文様の魅力

青花 蓮池魚藻文web.jpg花蓮池魚藻文壺(重文) 元時代・14世紀 泥の中に清らかな花を咲かせ、古くから人々に愛されてきた蓮(ハス)。開催中の特別企画展「蓮―清らかな東アジアのやきもの×写真家・六田知弘の眼」は、東アジアのやきものに咲く蓮の文様に焦点を当てた展覧会です。
 インド原産の蓮は仏教の伝来とともに世に広がりました。仏教では智慧(ちえ)や慈悲の象徴とされ、「祈り」のモチーフとして絵画や様々な工芸品を飾ってきました。また吉祥文様にも取り入れられ、生活の豊かさや男女の愛情といった意味も込められました。
 同展では陶磁器約60点に加え、「時」と「祈り」をキーワードに活躍中の写真家・六田知弘氏の蓮の写真50点を展示。東洋のやきものと現代写真家の作品の両面から、蓮の新たな魅力に迫ります。7月27日まで。
 観覧料は、一般600円、高校・大学生360円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人、大阪市在住の65歳以上は無料。
 ▽大阪市立東洋陶磁美術館=北区中之島1‐1‐26、電話06・6223・0055

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大阪夕陽丘学園短期大学 図書館一般開放

夕陽丘図書館02web.jpg区史や市史などが並ぶ 大阪の郷土資料コーナー 4月1日より大阪夕陽丘学園短期大学(旧大阪女子学園)の図書館が一般開放されています。
 オールジャンル約10万冊を蔵書。栄養、料理、服飾、郷土資料が充実しており、ゆったりとした読書スペースもあります。本はパソコンで検索が可能。書庫の本まで把握しているベテランスタッフに本の内容を伝えると簡単に本が見つかることも。
 「コツコツと仕分け・整理を繰り返して開放の準備を進めてきました。読書や勉強の場として地域のみなさんに利用していただけるとうれしいです」と図書館スタッフ。熱心なスタッフの長年の努力があってこそ実現できた学校の図書館開放。本を通して交流が生まれる「地域の学びの場」として活用してみては。
 ▽大阪夕陽丘学園短期大学図書館=天王寺区生玉寺町7‐72、電話06・6779・9577

蔵書の一例

「うえまち」1号~100号(合本)
朝日新聞縮刷版・S19年~
朝日新聞大阪版・S53年~H2年
朝日新聞復刻版・明治~、大正~
婦人の友・S29年~
暮らしの手帳・1号~
大阪を舞台にした小説・他

※ご来館時には学園警備室へ「図書館利用」とお伝えください。
開放日:月~金曜日(祝日・休校日休館)
 ※学校行事等で利用できない場合有
時間:午前10時~午後4時
利用対象:18才以上で①~③に当てはまる方
 ①天王寺区内在住・在勤・在学者
 ②本学園の公開講座受講者
 ③その他、本学園図書館長が認める方

大阪市立社会福祉センター会議室のご案内 

企業の皆さま、大阪市以外の個人・団体の皆さまも利用可能です

当センターでは、定員10名から110名規模まで、大小様々な会議室をリーズナブルな価格でご利用いただけます。会議室の予約状況は当センターのウェブサイトでご確認いただけます。 LinkIconhttp://www.shafuku-center.jp



午前 午後 夜間  午前・午後  午後・夜間 全日  延長

会議室名

収容人数

9:30~12:00

13:00~16:00

17:00~20:30

9:30~16:00

13:30~20:30

9:30~20:30

1時間まで

第1 

110

6,900円

8,400円

12,600円

12,600円

16,800円

21,900円

2,100円

第2~5

30

3,300円

3,900円

6,000円

6,000円

8,100円

10,500円

900円

第6

10

1,800円

2,100円

3,000円

3,000円

3,900円

5,400円

600円

第7

44

4,050円

4,800円

7,350円

7,350円

9,750円

12,600円

1,200円

※第3会議室と第4会議室は開放して60人で使用することが出来ます。料金は2部屋分になります。 
   付属設備使用料/スクリーン(1本):1回200円/拡声装置(一式):1回500円

会議室問い合わせ番号
TEL(06)6765-5641 午前9時40分~午後5時まで

2016年2月号 1面

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書籍発刊
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夕陽丘まち談義 
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