大阪市立美術館 of 上町台地の地域情報紙『うえまち』

大阪市立美術館

デトロイト美術館展                      2016年7月号

大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち 7月9日(土)から

 全米屈指の規模を誇るデトロイト美術館から、珠玉の絵画52点を紹介する「デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」が7月9日(土)~9月25日(日)、大阪市立美術館で開かれます。プレゼント.jpg
 近代ヨーロッパ絵画の傑作が集結する同展の詳細は紙面にて。

大阪市立美術館 コレクション展                 2016年6月号

6月3日(金)から

市美.jpg 大阪市立美術館は6月3日(金)~26日(日)までコレクション展を開催します。
 今期のテーマは5つ。「肥前磁器の展開」(写真①)、「異郷の空」(②)、「源平物語絵」(③)、「仏教美術―聖徳太子をめぐる美術」(④)、「中国四大美人!?『明妃出塞図』を読み解く」(⑤)。
 料金は一般300円、高校・大学生200円。中学生以下、障がい者手帳などを持参の人(介護者1人含む)、大阪市内在住の65歳以上は無料(要証明)。休館日は月曜日。

特別展 王羲之から空海へ                    2016年4月号

日中の名筆 漢字とかなの競演

市美.jpg 日中の名筆を一堂に集めた特別展「王羲之から空海へ―日中の名筆 漢字とかなの競演」が4月12日(火)~5月22日(日)、大阪市立美術館で開催されます。
 公益社団法人日本書芸院の創立70周年と大阪市立美術館開館80周年を記念した企画。日本の書法史にも大きな影響を与えた書聖・王羲之をはじめとする中国書蹟、空海や平安かななどの日本書蹟や篆刻、約230点が出品。多くの国宝・重要文化財を含む日中の名品を通じ、「王羲之書法」の伝承をたどります。
プレゼント.jpg 中国の書では世界最高の質と量を誇る台北の國立故宮博物院から、宋から明時代の巨匠たちの名だたる傑作が初来日します。
 観覧料は一般1300円、高校・大学生1000円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人は無料(要証明)。 
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、電話06・4301・7285

特別展「改組 新 第2回日展」                2016年2月号

2月20日(土)~3月21日(月・祝)

日展.jpg 大阪市立美術館で2月20日(土)から、特別展「改組 新 第2回日展」が始まります。
 日展は100年以上続いてきた日本で最も歴史と伝統のある公募展です。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門からなり、日本を代表する巨匠から新人作家の入選作まで多彩な作品を紹介してきました。今回は組織改革後2回目の開催となり、東京、京都、名古屋、大阪、福岡、金沢、青森と全国を巡回します。
 大阪展では、会員作家および今回の入賞者による基本作品246点が展示されるほか、大阪・兵庫・奈良・和歌山在住の会員作家の作品や入選作品など地元作品361点が展示プレゼント.jpgされ、見応えのある展覧会となります。3月21日(月・祝)まで。
 観覧料は一般1000円、高校・大学生700円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人(介護者1人を含む)は無料(要証明)。午前9時30分から午後5時まで。月曜日休館(3月21日は開館)。
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、問い合わせは、大阪市総合コールセンター、電話06・4301・7285

特別展
「伝説の洋画家たち 二科100年展」 2015年9月号

時代の先にはいつも二科があった

 1914(大正3)年に結成された二科会主催の美術展覧会「二科展」が今秋、第100回を迎えることを記念した特別展「伝説の洋画家たち 二科100年展」が9月12日(土)から大阪 市立美術館で始まります。全国の70を超える美術館や所蔵家たちの所蔵する名作が一堂に集まりました。11月1日まで。
二科展.jpg 歴史ある「二科展」は、多くの巨匠たちの画壇デビューの舞台となりました。同展では、佐伯祐三、藤田嗣治、岸田劉生、岡本太郎ら日本近代美術史に名を残す作家らの二科展出品作を紹介。巨匠たちが画家として研さんを積んだ時期の画壇デビュー作を見ることができます。
 常に時代を先取りしてきた二科展の100年の歩みを振り返ります。
 観覧料は一般1300円、高校・大学生900円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人は無料。
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、大阪市総合コールセンター・なにわコール(電話06・4301・7285)

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9月12日(土)~11月1日(日)ほか
コレクション展 仏教彫刻

1509市美 仏教彫刻.jpg 大阪市立美術館所蔵の仏教彫刻を紹介するコレクション展が開催されています。会期は、8月30日(日)までと9月12日(土)から11月1日(日)まで。
 平安時代の「木造 大将軍神坐像」(田万コレクション)をはじめ、中国南北朝時代の北魏、西魏(5~6世紀)、平安、鎌倉、室町時代(9~16世紀)の仏像・神像を展示。
観覧料:大人300円、高大生200円、中学生以下、大阪市在住の65歳以上、障がい者手帳を持参の人(要証明)は無料


9月20日(日)~23日(水・祝)
秋季連続美術講座

1509美術館外観.jpg 大阪市立美術館1階講演会室で、「秋季連続美術講座」が開催。学芸員がさまざまなジャンルの作品や作家について語ります。テーマは次の通り。
 ▼20日「鳥羽絵と大坂」「蘇軾(そしょく)と米芾(べいふつ)」
 ▼21日「美術館で仏像を観る」「鍋井克之と『大阪繁盛記』」
 ▼22日 「詩と絵画」「土佐光起筆大寺縁起絵巻」
 ▼23日「木から見た日本の美術」「煎茶と茗讌(めいえん)図録」
 聴講は無料(当日の観覧券が必要)。
各日午後1時30分から 定員150人

天王寺区茶臼山町1-82 電話06・6771・4874 (9/14・28、10/5・13・19・26休館)

特別展「肉筆浮世絵」
2015年4月号

浮世絵師が描いた江戸美人100選

浮世絵.jpg 世界有数の規模と質を誇る米・シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏の肉筆浮世絵のコレクションから、優品約130点が初めて日本に里帰りする特別展「肉筆浮世絵―美の競艶」が4月14日、大阪市立美術館で開幕します。
 量産される浮世絵版画に対して、一点物の肉筆浮世絵は絵師が絹や紙に直接描いた大変貴重なもの。大名や豪商たちの注文を受けて描かれることもありました。菱川師宣、葛飾北斎、河鍋暁斎などの絵師たちによる美人画など多彩な作品を通して、江戸初期から明治に至るまでの肉筆浮世絵の流れを見ることができます。6月21日まで。
 入館料は一般1500円、高大生1000円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人は無料。
▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、電話06・4301・7285(大阪市総合コールセンター)

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特別展「うた・ものがたりのデザイン」 2014年11月号

1411市美.jpg御所解文様小袖〈源氏物語 若紫〉 江戸時代 19世紀 株式会社 千總 大阪市立美術館で10月28日(火)から、特別展「うた・ものがたりのデザイン―日本工芸にみる《優雅》の伝統―」が始まります。
移ろいゆく自然や人の心を表す和歌、源氏や伊勢の物語…。古くから日本の美術工芸は、詩歌や物語、謡曲など文芸と密接に関わりながら様々な作品を作り上げてきました。
 源氏物語「若紫」の帖の一場面を描いた「御所解文様小袖〈源氏物語 若紫〉」(写真)もその一つ。縁側にはスズメが逃げてくつがえった鳥かご、桜に隠れて光の君の乗り物が刺しゅうで表されており、光源氏と紫の上の思いがけない出会いの場面を読み解くことができます。
 他にも、料紙装飾、鏡や刀装具、陶磁器などに展開された多彩な意匠を一堂に展覧。日本の工芸に表れた優雅な造形を通して、日本文化の素晴らしさを紹介します。12月7日まで。
 入館料は一般1300円、高校・大学生1100円。中学生以下、障がい者手帳を持参の人は無料(要証明)。
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、電話06・4301・7285(なにわコール)

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特別展「第60回全関西美術展」

関西美術界の流れ知る

 近畿地方を中心とした作家たちの公募作品を展示する「第60回全関西美術展」が6月24日(火)、大阪市立美術館で開幕します。市美2web.jpg
 1941年から開催されており、地方における公募展で最も長い歴史を誇ります。近畿だけでなく四国や北陸などから集まった1000点以上の作品から、入選作約500点と招待作家らの作品約300点を展示します。
 日本画、洋画・版画、彫刻、工芸、書といった美術のあらゆる部門にまたがり、著名な美術家の作品も公開。関西美術界の流れを知るには見逃せない展覧会といえるでしょう。7月6日まで。
 入館料は一般700円、高校・大学生500円、中学生以下・障がい者手帳等持参の人は無料。
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、総合コールセンター・なにわコール電話06・4301・7285

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特別展 山の神仏 吉野・熊野・高野

4月8日(火)~

国宝 熊野速玉大神坐像doc.jpg国宝「熊野速玉大神坐像」平安時代・和歌山 熊野速玉大社 「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界文化遺産に登録されて10周年になるのを記念した特別展。
 三重・奈良・和歌山の3県にまたがる紀伊山地では、古代より「聖なる山」として様々な信仰が生まれました。その核となるのが「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の3つの霊場です。これらはそれぞれ独自の文化圏を形成する一方で、日本古来の神道と中国・朝鮮から伝来した仏教が融合して現在に至るという大きな共通点があります。
 国宝「熊野速玉大神坐像」(写真)をはじめ、3霊場を中心に今なお人々のあつい信仰を集める「神と仏」の姿を紹介します。6月1日まで。
 観覧料は一般1400円、高校・大学生1000円。中学生以下、障がい者手帳等を持参の人は無料。(要証明)
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、電話06・6771・4874

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コレクション展 おひな様をかざる

2月22日(土)~3月23日(日)

大阪市立美術館お雛様web.jpg ひな祭りの季節に合わせて、大阪市立美術館ではコレクション展「おひな様をかざる―丸平と永徳齊―」を開催します。
ひな飾りの風習は江戸時代、平安貴族の間で行われていたひな遊びと、「上巳の節句」(桃の節句)に行われたおはらいの儀式が結びついて行われるようになったといわれます。同展では、京都の「丸平」大木平蔵、東京の永徳齊という東西の名匠による明治末から昭和初期に制作されたひな人形を陳列します。

観覧料:一般300円、高校・大学生200円
中学生以下、大阪市在住の65歳以上、障がい者手帳を持参の人は無料

天王寺区茶臼山町1-82  電話06・6771・4874

第45回日展 

絵画から彫刻、工芸、書まで一堂に

web konada-yoga.jpgweb maeshiba-chokoku.jpg日本最大規模の総合公募展「第45回日展(日本美術展覧会)」が2月22日(土)~3月23日(日)、大阪市立美術館で開かれます。現代日本美術界を代表する巨匠から、第一線で活躍している中堅、新人まで日本web kuroda-sho.JPG洋画「五穀を生み出す大気津比賣神(古事記)」小灘一紀(評議員)(左上) 彫刻「織女星」 前芝武史(特選)(右上)  書「春霞」 黒田賢一(常務理事・審査員) 画・洋画・彫刻・工芸美術・書の作品を一堂に展覧します。
 大阪展では、全国を巡回する日展の大家作家による作品と入賞者の作品から成る基本作品273点に加えて、大阪・奈良・和歌山・兵庫の地元入選作品349点を陳列します。
 入場料は一般1000円(前売り800円)、高校・大学生700円(同500円)、中学生以下、障がい者手帳等を持参の人は無料(要証明)。土曜日に来館した先着150人に、日展作家が制作した作品をプレゼントする抽選券を配布します。
 ▽大阪市立美術館=天王寺区茶臼山町1‐82、電話06・6771・4874。月曜日休館

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『うえまち』について

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